松ぼっくりを沢山拾って、どんどん熱湯消毒したものの、なかなか製作する時間がとれず、10月下旬になってようやく作ることができました(^_^;)
針金やグル―ガンも使いたかったので、2歳の子どもがそばにいるとなかなか実行できず、一緒にやりたいけどリース作りはまだちょっと早いですね。
リースなんて円形の土台に沿って飾り付けていけば良い、なんて思ったら大間違いです!
松ぼっくりだけのリースは、松ぼっくり達をバランスよく配置するのがなんとも難しい!
とはいえ、作業自体は楽しく、完成した時は「やってやったぜ!!」と1人で達成感に浸っていました♪
初めて作る方は、思ったより完成するのに時間がかかると思います。途中で諦めずに自分好みのリースを作り上げて下さいね。


松ぼっくりリースの作り方
【用意する材料】
・リースの土台 ・松ぼっくり ・松ぼっくり以外の飾り ・リボン(好みで)
・下に敷く新聞紙 ・ラジオペンチ ・針金 ・グル―ガン
・カラースプレー(好みで) ※21cmの土台=松ぼっくり20個 26cmの土台=32個
【作り方】
①松ぼっくりが汚れている場合はきれいにします。表面に埃や砂がついている場合は歯ブラシやホウキのようなブラシで払ってゴミを落とします。
公園などで拾ったものは煮沸消毒などをして、虫が出てこないようにします。
詳細記事:松ぼっくりを工作するための下処理は?虫とヤニの取り方。
②松ぼっくりはそのまま使っても良いですが、着色するならくっつける前に作業します。
私は今回は、そのままの色のリースと、銀色と白を混ぜたリースの2種類を作りました。
飾る場所のイメージで決めると良いでしょう。
土台の部分は基本的に見えなくなるように仕上げますが、どうしても横から見た時に土台が見えてしまう可能性が高いので、土台も仕上がりの色と同じ色に着色しておくと良いです。
③リース土台に壁掛け用の紐を付けます。
④松ぼっくりに針金を付けていきます。
U字にした針金をグル―ガンで松ぼっくりにつけるか、接着剤を使わずに松ぼっくりの下の方に針金を巻き付けます。
今回はどちらの方法もやってみましたが、個人的にはグル―ガンを使わないで針金を巻きつける方がのんびり作業できて好きでした。
グル―ガンは常に加熱状態なので、「早くやらないと」とついつい焦ってしまうのです(^_^;)
ただし、グル―ガンで針金を付けた方が、針金が完全に松ぼっくりの下に隠れて、見えにくくなるというメリットはあります。
◆ポイント◆
針金は細すぎず太すぎずの0.9mmがおすすめです。
⑤針金を付けた松ぼっくりをリース土台に固定していきます。
松ぼっくりだけでリースを作る場合、リースの大きさにもよりますが、バランス良く配置するのがかなり難しいです。
どういうことかというと、小さいリースを作りたいのに松ぼっくりが大きいときれいな円が作れません。でこぼこになったり、松かさがぶつかって付けたい場所に付けられなかったりします。
小さいリースには小さい松ぼっくり、中ぐらいのリースには中くらい以下の松ぼっくりが必要です。大きいリースは何でも対応できます。
基本的には大きい松ぼっくりから固定してその隙間や隣を小さいもので埋めていくようにします。大きい松ぼっくりが後の方に残ると付けるところが無くなります(どこにつけても出っ張るので)。
松ぼっくりを立てた向きで付けるのが一般的ですが、大きい松ぼっくりや長い松ぼっくりの場合は真横に倒して付けていくのもアリです。この場合は針金だと見えてしまうなら、グル―ガンのような接着剤が必要になります。
◆ポイント◆
色々な大きさの松ぼっくりがあるとバランスが取りやすく、見栄えが良くなります。針金は土台の隙間を通すようにして、なるべくサイドから見えないようにします。

完成間近!息子が起きてきて、アップルピックを挿し始める・・・ちょっと待って~
⑥裏側に飛び出している針金は壁を傷つけないように、長すぎる物はカットして、尖っているところは内側に曲げてできるだけ引っかからに様に処理します。
⑦松ぼっくり以外の飾りを付けていきます。
私の場合は、100均で購入したフェイクグリーンやアップルピック、デコレーションボールなどを付けました。
他にもよく使われるものは、ドライコットンやドライハーブ、ボールピックなどがあります。
全体のバランスを見ながら、正面から何度も何度も確認しながら付けていきます。
どうしても埋められなかった隙間などもいい感じに埋めていきます。
長いフェイクグリーンは針金で、小さいデコレーションボールなどはボンドやグル―ガンで付けます。プラスチック製品は溶けるかもしれないので、グル―ガンではなくボンドで付けましょう。
⑧好みでリボンを付けて完成です!!
大きいリボンを付けたいなら最初から隙間を空けておくのもおすすめです。
松ぼっくりリースをおしゃれな感じに仕上げるには?
針金やグル―ガンの接着剤などはできる限り見えないようにするというのは当然ですが、それ以外の初心者でもおしゃれな松ぼっくりリースを作るポイントをあげておきます。
◆◆ポイント1◆◆
色々な大きさの松ぼっくりを使う
◆◆ポイント2◆◆
色を統一する。あまり色々な色を混ぜない。ベースの色を決めたらその色が8割ほどを占めるようにして、残りの色を入れていく。
◆◆ポイント3◆◆
松ぼっくりに色を付ける時は立体感を残すように着色する。カラースプレーなどを1色でべったり塗ってしまったりすると、松ぼっくりの良さが無くなってしまう。
スプレーを離してかけたり、2色使って変化をつけたりする。1色のベタ塗りはNG!
◆◆ポイント4◆◆
松ぼっくりだけでもおしゃれなリースは作ることができるが、初心者でもおしゃれに作るには、フェイクグリーンを使うのが絶対おすすめ!
松ぼっくりのでこぼこラインを、フェイクグリーンで円形にととのえていく。
◆◆ポイント5◆◆
必ず1種類は光っている物やラメが入っているものを使うとクリスマス感が出る。
◆◆ポイント6◆◆
イメージが湧かない時は、ネットでクリスマスリースを検索して、自分がどんなリースが好みなのか探してみる。
どんな色をベースにするか、絶対に使いたい素材は何か、どこに飾るか考えてみる。
理想のリースが見つかったら、そのイメージを残しつつ、色を決めて素材を選ぶ。
まとめ
松ぼっくりをたくさん使うリース作りはリースが大きくなればなるほど大変です。
初めての時はあまり大きくないものがおススメです。
くっつける前に簡単に並べて、イメージを湧かせつつ作業しましょう。
なかなか思い通りにいかないかもしれませんが、根気よく作業することで満足できる作品が出来上がると思います。
手作りのリースは、クリスマスまでの楽しい気分を盛り上げてくれること間違いなしです♪
ぜひ挑戦してみてくださいね(*^_^*)
松ぼっくり工作について書いた記事をまとめています→松ぼっくり工作の記事まとめ