子育て

ジュニアシートはどこにつける?子供を助手席に乗せるのは違反?

更新日:


子供の成長と共にチャイルドシートからジュニアシートへと切り替えていきますが、ジュニアシートを車のどの位置に設置するか迷いますよね。

周りのママを見ると、助手席に乗せている人が意外と多く、「後ろに乗せると酔うから」「泣くから」「様子が見えないから」と理由は様々です。

幼児を助手席に乗せることは違反にはならないのか、ジュニアシートはどの席につけるのが一番良いのか、ご紹介します。

事故は起こるまで他人事のように感じがちですが、万が一わが身に起こった時に、本当に子供の命を守れるのか、自分が手を抜いたせいで子供の命を危険にさらすことが無いよう、今一度ジュニアシートの役割を見直してみて下さいね。

スポンサーリンク

ジュニアシートはどこにつける?

ジュニアシートとは一般的に体重15kg以上の3歳児くらいからの使用を目的に作られた子供用シートのことです。

ただし、メーカーによって1歳から11歳まで使用できるチャイルド・ジュニア兼用シートなどもあり、ジュニアシートと言っても各社の製品により年齢設定が異なっています。
↓は1歳~11歳対応のジュニアシート

 

日本では6歳未満の幼児は必ず幼児用補助装置(チャイルドシート)を使用するよう法律で定められています。

赤ちゃんの頃から使っていたチャイルドシートは3歳くらいまでには小さくなってしまうので、少なくとも一度は買い替えの時期が来ます。

チャイルドシートからジュニアシートに切り替える際に設置場所を助手席にする方が多いようですが、ジュニアシートはどこにつけても問題ないのでしょうか?

結論から言えば、助手席にジュニアシートをつけるのは、おすすめしません

一般的に自動車の座席で事故の際に一番損傷が少ないのは運転席です。本能的に運転手が身を守ろうとハンドルを切るからです。

そして、2番目は運転席の後ろの後部座席です。運転手が本能的に身を守る操作をするため、その後ろの席が2番目に損傷が少なくなりやすいようです。

3番目は飛ばして、4番目つまり1番損傷が大きいのは助手席です。運転手が自分を守る運転操作をした結果、助手席が一番損傷が大きくなってしまいます。

3番目は自動的に助手席の後ろの座席となります。

やはり、1番に守るべき存在の子供は後ろの席に座らせるべきと言えます。

近年、助手席には正面のエアバッグだけでなく、ドア側面のエアバッグが採用される車も増え、同乗者のシートベルト着用率も高いことから、助手席での死亡率が少しずつ下がってきていると警察庁が発表しています。

助手席は後部座席と比べてみてもそこまで危険ではないと考える人もいるかもしれませんが、身体が発達途中である子供にとっては、エアバッグもシートベルトもかえって危険な存在となる場合があります。

スポンサーリンク

どうしても助手席にジュニアシートを付ける場合は、以下の点に注意して下さい。

①助手席のシートを最大まで後ろに下げること。

エアバッグが飛び出した時の衝撃で子供が死亡した例もあります。エアバッグは大人をふっ飛ばすくらいの威力があります。ボクサーのパンチが飛んでくるとわかっている位置に、自分の子どもの顔を近づけておく様なものです。やめましょう。

日常的に子供が助手席を使用するのであれば、助手席のエアバッグを解除するという方法もあります。車種によっては自分で解除操作できるものもあるようです。

②シートベルトが首やお腹にかかっていないか確認すること。

子供は事故の衝撃でシートベルトが首やお腹を圧迫し、内臓をひどく損傷する可能性があります。ベルトが首にかからないようにし、お腹ではなく足の付け根の上を通るようにします

③過度にリクライニングすれば、事故時の安全性は著しく低下すると認識すること。

ジュニアシートの種類によっては、通常の座席をリクライニングすればジュニアシートもリクライニングするものがあります。背もたれがないブースタータイプも同じことです。
↓ブースタータイプ

ジュニアシートのメーカーでは過度にリクライニングした状態での利用を禁止しています。

リクライニングした状態で事故が起これば、子供の身体はジュニアシートからずり落ちてしまったり、下方にずれることでシートベルトが首を圧迫して呼吸ができない様な状態になりかねません。

運転中に子供が寝てしまったからとついつい背もたれを倒してしまいますが、そんな状態で万が一事故が発生すれば、ジュニアシートの安全性は全く保証されません。

以上のことからわかるように、ジュニアシートを助手席で使用するためには、その裏に潜む危険性も十分に考慮する必要があります。

子供を助手席に乗せるのは違反?

日本では助手席に子供を乗せてはいけないというきまりはありません。しかし、国土交通省では、できるだけ後部座席に乗せるように勧めています。やはりエアバッグが子供にとっては危険だという認識です。

しっかりと子供の体格にあったチャイルドシートを使用していれば、助手席に乗せても違反にはならないということですね。

子供にとって助手席は特別楽しい場所に感じるでしょうし、運転手である親がすぐ側にいるという安心感もあります。

一度体験してしまったら、もう後部座席には戻りたくないでしょう。私は息子を小学生になるまで助手席に乗せるつもりはありませんが、子供の要求に負けて助手席に乗せてしまう親の気持ちもとても良くわかります。

「チャイルドシートに乗せる」なんて口で言うのは簡単ですが、どれほど大変でどれほどイライラさせられるか、当事者にしかわからないと思います。助手席に乗せることでそれが解消される場合があります。

他人は「無理やり乗せればいい」と思うでしょうが、子供の力は日々強くなっていて、私が息子に強要できることは少しずつ減ってきています。子供の力って思ったよりも強いのです。

今のところ助手席に乗せることは違反ではないので、やむ負えずその選択肢しかない時は、しっかりと気を付けて子供を座らせましょう。

2000年(平成12年)からチャイルドシートの使用が義務化されてから、もうすぐ20年近くたちます。この間にチャイルドシートによって多くの命が救われてきたのも事実です。

海外諸国では、子供を助手席に乗せることについて、法律で禁止されているケースが多いです。10歳未満の子供を前部座席に乗せて運転してはならないという内容が多いようです。

いつか、日本でも助手席に子供を乗せてはいけないというきまりが制定される日が来るかもしれないですね。

まとめ

子供にとって助手席はやはり危険、でも違反ではないという現状をお伝えしました。

「周りのママ達が子供を助手席に乗せてるから、自分も乗せようかな」というような軽い気持ちで真似するのは止めた方が良いでしょう。

助手席には楽しいメリットもありますが、その分危険が潜んでいます。

自分にとっての優先順位をはっきりさせてから、どうするか決断すべきです。

関連記事:ジュニアシートの背もたれは倒せる?角度は?リクライニングできない?

スポンサーリンク

-子育て
-

Copyright© 日々のはてなに答えるサイト , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。