私が2019年1月に腹腔鏡下子宮筋腫摘出術を受けた時の手術と入院にかかった金額についてお話します。
また、この手術を受けるまでに外来で受診した際の診察や検査なども合わせて、必要だった費用の総額をお話します。
病院によって、地域によってなどで金額に差はあるのでしょうが、参考までに記しておきます。
子宮筋腫の腹腔鏡手術の金額は?(手術費)
私は札幌市の△△会病院で腹腔鏡下子宮筋腫摘出術を受けました。
家からは少し離れた病院でしたが、腹腔鏡下の手術数が多いことからこちらの病院を選択し、4泊5日で入院し手術してもらいました。
実際に手術と入院で発生した費用は以下の通りです。
①は入院時にかかった費用の総額(食事・テレビ・冷蔵庫・病衣・バスタオルの料金を除く)【728,100円】
②は入院中の食事にかかった費用【4,600円】
③はテレビ・冷蔵庫・病衣・バスタオルなどの費用【6,480円】
②と③の費用は全額負担ですが、①の費用は国民健康保険に入っているので3割負担になり、『高額療養費制度』を利用することで、所得に応じて一定額が免除されます。
自己負担限度額が所得に応じて決まっています。
例えば・・・自分に当てはまるのが真ん中の『ウ』だとすると、80,100円+(総医療費-267,000円)×1%なので、総医療費には請求書の①728,100円を入れて計算します。
この場合の負担額は84,711円です。これに食事療養費と雑費(病衣や冷蔵庫などなど)がプラスされて請求されます。
収入によって以下のように負担額が変わってきます。
『ア』の負担額218,430円
『イ』の負担額169,101円
『ウ』の負担額84,711円
『エ』の負担額57,600円
『オ』の負担額35,400円
高額療養費制度については、入院前に『限度額適用認定証』を取得しておくよう病院で言われました。区役所の保険係などで発行してくれます。
子宮筋腫の腹腔鏡手術のためにかかった費用は?(総額)
入院と手術の金額はなんとなくわかったと思いますが、入院前の診察や検査にかかる費用もあります。
私の場合は入院前に3回外来に行きました。
始めていく病院で紹介状もなかったので、1回目は紹介状がない場合に発生する費用5,000円というのも含め7,860円でした。
2回目はMRIを撮って5,920円、3回目は血液検査や心電図検査など術前検査をして4,920円でした。
手術前の外来でかかった費用は合計18,700円でした。ちなみに交通費は3回分で2,160円でした。
更に、私の場合は退院後に生命保険の給付金申請用の診断書を病院に提出&申請したので、これ以外に診断書料5,482円がかかってきます。
手術後の外来でかかった費用は今のところ240円と交通費720円。2ヶ月後に最後の診察があります。
まとめ
私の場合は子宮筋腫のサイズもそんなに大きくなかったので、術前のホルモン治療などもありませんでした。
手術は予定通り成功し、開腹手術になることもなく、入院日数も予定通りで退院できたので、最低ラインがこれくらいの金額なのだと思います。
入院が長引けば、医療費は限度額以上には増えませんが、食事代や雑費が増えていきます。
入院した際に保障される生命保険に加入されている方は、日額5,000円や10,000円といった給付があるでしょうから、費用面では負担が少なく安心ですが、入院しているとどうしても体力が低下してしまうので、入院日数はできる限り短い方が体力の回復は早いと思います。
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