郵便局のお年玉付き年賀はがきは、毎年色々な方法で宣伝されていますので知らない人はいないと思いますが、同じ時期に「年賀切手」というものも発売されています。
新しい年の干支をモチーフとした、お正月らしいデザインの限定切手です。
受け取る年賀状に貼られていなければ、あまり見る機会もないかもしれませんが、年賀はがきのようにお年玉が付いている切手もあることから、意外と人気があります。
ここでは期間限定の年賀切手について詳しくご紹介いたします。
年賀切手はコンビニで販売してる?
近年どこのコンビニへ行っても年賀状が手に入るようになってきているので、年賀切手も販売しているのではないかと思われがちですが、これはかなりレアなケースのようです。
コンビニでは普通切手を販売しているので、年賀切手もありそうですが、年賀切手を販売するかどうかはオーナー次第のようです。
ただ、短い期間確実に売れるかどうかわからないものを仕入れることは、経営上は厳しいかと思います。
郵便局が近くになかったり、営業時間外の時に、年賀切手をコンビニで購入することができたら大変便利だとは思いますが、現実的にはコンビニで手に入れることは難しいようです。
郵便局のネットショップで年賀切手を注文することはできますが、10枚セットの1シート単位での販売ですし、送料(720円)もかかるので割高なってしまいます。
年賀はがきはコンビニでも買えますが、年賀切手は郵便局で購入した方が確実です。
年賀切手の販売期間
平成30年の国内用年賀用切手は4種類です。
発売期間は年賀はがきと同様に2017年11月1日~2018年1月5日までです。
52円と82円の年賀切手と52円(+3円)と82円(+3円)のお年玉付き年賀切手が、2017年11月1日から発売開始されます。
お年玉付き年賀切手というのは、切手に抽選番号が記載されており、お年玉付き年賀はがきの抽選番号と同じ扱いになります。

平成30年の52円のお年玉付き切手
+3円というのは寄付金となっていて、特定された10の分野の事業を対象に助成されています。
過去には、障害のある人への就労訓練や国際手話通訳養成教材開発事業、いのちの電話運営事業や災害時のためのマップ作成事業など、主に社会福祉の増進と青少年健全育成事業などを中心に、様々な法人に配分されています。
年賀切手が売り切れ!?
12月に入っていざ購入しようと思ったら、近くの郵便局ではもう売り切れ!なんてこともあります。
特にお年玉付きの52円切手は人気があり、無くなるのが早いようです。
まとめて購入する人が多ければ小さい郵便局ではすぐに売り切れてしまいます。
もしも売り切れだった場合にも、県庁所在地の○○中央郵便局や、地元で一番大きい郵便局では、まだ残っている可能性はあります。
お年玉付き年賀切手を使う予定であれば、できるだけ早く購入することをお勧めします。
年賀切手が余ったら
年賀切手を多めに買って余ってしまった場合には、郵便局で普通切手やはがきに交換できます(手数料1枚につき5円)。
交換しなくても、懸賞はがきに使ったりもできますし、使用期限もありません。
挨拶状のような大切な郵便物に使用するのはマナー違反ですが、それ以外の郵便物には普通の切手と同じように使用できます。
また、郵便局で何かを発送する時などに、お金と同じように支払いに使えます。
例えば、ゆうパックの料金や書留の料金などです。
切手で支払い、足りない分を現金で支払うことができます。
お年玉抽選で当選した未使用の年賀切手も、郵便局に持って行けば景品と交換して、同じ額面の通常切手と交換してくれます。
2018(平成30年)用年賀の当選賞品は
1等 セレクトギフト12万円相当
2等 ふるさと小包
3等 切手シート
となっていますから、未使用のハガキや切手も念のため当選番号を確認してから、郵便局に交換に行って下さいね。
今年の当選者はあなたかもしれません!
まとめ
年賀切手にはお年玉無しとお年玉付きが用意されています。
お年玉付きの切手には相手にも抽選の楽しみがあり、こちらにも寄付をして誰かのために役に立てるというおまけがついてきます。
売り切れていなければ、ぜひ使ってみて下さいね。
そして、切手を貼ったら、そのすぐ下の空いているところに赤ペンで「年賀」と書くのをお忘れなく。