子育て

ストライダーの事故について考える。キックバイク・ランニングバイクの危険性

投稿日:


ストライダーって危なくないの?ヘルメットやプロテクターを着けていれば大丈夫?

ストライダーは幼児から始められる数少ないスポーツ(遊び)の一つですが、認知度が上がると同時に事故や怪我なども増えています。

これ以上悲しい事故が起きないよう、事故例や私自身が危険を感じた場面などを記録していきたいと思います。

ネット上での事故の記事は新しい物しか表示されなくなってしまいますし、私自身の記憶も月日と共に薄れていきます。

これからストライダーを始める人にも、もう始めている人にも危険性を知ることで安全にストライダーを楽しんでほしいと強く思います。

スポンサーリンク

ストライダーの事故を記録する~同じ過ちを繰り返さないために~

はじめに、ここでお話しするキックバイク・ランニングバイク・ストライダーとはペダルの無い、足で蹴って進むタイプの二輪遊具のことです。

ストライダーは製品名ですが、キックバイク・ランニングバイクはそういったペダルなし二輪遊具の総称として使われています。

2018年9月13日4歳児が自動車と衝突し死亡

13日午後7時頃、岡山県倉敷市の路上で4歳の保育園児が乗るランニングバイクと自動車が衝突。全身を強く打ち2時間後に病院で死亡。

下り坂でスピードが出すぎて止まれなくなり、交差点で車と衝突。付き添っていた祖父は犬を連れいて、子供の後ろを歩いていた。

ヘルメットなどを着用しておらず、事故直後は意識があったものの病院で容体が急変し亡くなったとのことです。

2019年8月10日4歳児が崖から転落

10日午後5時50分頃、キックバイクに乗った4歳児が高さ20メートルのがけから転落し骨折。

助けようとした男性も崖から転落し、搬送先の病院で死亡。

現場のがけはガードレールがなく、下り坂だった。

ヘルメットなどを付けていたかどうかは不明。乗っていたキックバイクには前輪ブレーキがついていたとのこと。

2019年7月17日消費者庁からの注意喚起

消費者庁から『ペダルなし二輪遊具による子どもの事故に注意!』という注意喚起の文書が2019年7月に公表されています。

その内容は2011から2018年までの消費者庁に寄せられた事故情報では8年間で106件の事故が発生しており、その事故件数は毎年増えているということです。

2018年の事故発生件数は21件でした。消費者庁が把握していない事故もあるでしょうから、実際の件数はそれ以上と推測できます。

消費者庁の調査では【公道で遊ばない】【ヘルメットを着用する】といったルールを守れている人が半数以上いるものの、このような基本的な安全対策ができていない人がまだまだ半数近くいるという残念な結果でした。

誰でも気軽に購入できて、始めることができる遊びですが、なかなか遊び場を確保することが難しいようです。また、『遊び』であることからヘルメットやプロテクターの着用を怠ってしまう保護者が多いのではないでしょうか。

スポンサーリンク

消費者庁の文書中に事故事例が紹介されています。実際にどんな危険があるのかよくわかります。

【事例1】ヘルメットは装着していたが、道路で乗っていた。坂を下りているときに止まれず
電柱で顔面を打撲した。下唇が腫れ上がり出血。上の歯ぐきも出血。
(平成 31 年1月、4歳、即日治療完了)

【事例2】下り坂を走行中、道路の凹みに引っかかって、止まれず頭から地面に激突し、その
勢いで前方に 1 回転した。おでこに 1 センチ程度の切り傷、唇が腫れ上がり、左腕と
右膝に擦り傷。ヘルメットは装着していた。
(平成 30 年4月、3歳、即日治療完了)

【事例3】ヘルメットを着用せず、道路で乗っていた。歩道を走行中、交差点で止まろうとし
た際によろけて右側に転倒。その際に走行中の自転車のスタンドに右側頭部を打撲し
た。頭部の切り傷を1針縫合。
(平成 30 年3月、2歳、要通院)

【事例4】マンションの中庭で遊んでいて、乗ったまま、階段を滑り降り、10 段滑落。最後で
前方に転倒し、頭部を打撲した。地面はタイルが敷き詰められていた。ヘルメットは
未装着。嘔吐したり、意識がなくなったりということはなかったが、眉間を5針縫合。
ヘルメットを装着していれば防げたと考えれられる。
(平成 30 年7月、4歳、要通院)

【事例5】公園のコンクリートの坂道を下っていたときに転倒。顔面からコンクリートの地面
にぶつかった。すぐ泣いて、嘔吐や意識消失はなかった。ヘルメット着用なし。おで
こに5cm ほどの腫れ。おでこ、上唇、左腕、左膝に擦り傷。
(平成 30 年5月、2歳、要通院)

出典:消費者庁ウェブサイト https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_release_2019_190717_0002.pdf

キックバイク・ランニングバイクの危険性

私は息子が2歳4カ月になったときからストライダーで遊ばせています。

神奈川に住んでいる甥っ子が楽しそうに大会などに参加している姿を見ていたので、全く抵抗なく始めました。

現在息子は3歳8カ月ですが、ストライダーをさせてきて良かったと思いますし、もっと仲間を増やしたいとも思います。

しかし同時に、小さい子供がストライダーに乗っていることで起こりえる事故や怪我、その危険性についても常に頭をよぎります。

今までに自分が感じた”ヒヤリ”はこんな時です。

◆坂道でスピードを出し過ぎて止まれない(子供自身は止まれるつもりでいたけれど止まれないスピードだった)

◆横や後ろを向いたまま走るので人や物にぶつかる(何度言っても好奇心が勝ってしまい、よそ見をする)

◆スノーストライダーの時も含めて、頭から思いっきり転んだのは6~7回くらい(ヘルメットが絶対必要)

ストライダーのようなキックバイク・ランニングバイクと呼ばれる遊具は、決してただ安全な乗り物ではありません。

それでも、ストライダーには自由と楽しさと爽快感があり、子供たちのストレス発散や運動能力の向上に貢献していることは間違いありません。

子供たちはかけがえのない宝物です。楽しくのびのびと成長していくためには、私達大人がしっかりと見守ってあげる義務があることを忘れないようにしましょう!!

危険だからと取り上げるのではなく、どうすれば安全に楽しむことができるかが大切だと思います。

スポンサーリンク

-子育て
-

Copyright© 日々のはてなに答えるサイト , 2020 All Rights Reserved Powered by STINGER.

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。